生成AIの話題の新星、DeepSeekを試してみました。と言っても、DeepSeekを直接使ってみたのではなくて、Perplexity経由です。PerplexityのPro版だと、生成AIモデルを切り替えることができるので、他のモデルとの比較もしやすいです。

Perplexityでの生成AIモデルの切替え

Perplexity Proでの生成AIモデルの切替え方法は二つ。一つはプロンプト入力時。下の図のように、プロンプト入力内のProの右の側のVみたいなところをクリックするとメニューが開きます。Pro Search、R1との推論(DeepSeek)、o1との推論(Open AI)の三種類から選べます。

選択肢は時折変るようです。数日前まではDeepSeekはありませんでしたが、他のものがあってもっと数が多かったです。DeepSeekはオープンソースなので、Perplexityでは本家の中国のものではなくて米国内のものを使っているようです。

もう一つの選択法は、一旦、回答が表示されたあとで書き直させるもの。

こちらではClaude 3.5 Sonnetも選べます。こちらも、数日前までは選択肢の種類と数が違っていました。

実験内容

今回は、二種類試すことにしました。

一つは質問・検索系。単純に、「〇〇について教えて」というものです。ネタはちょうどニュースで取り上げられていたドクターイエロー。

もう一つは、文章生成にしました。こちらは、プロンプトで条件を提示して、それに沿って文章を作ってもらいます。

試そうと思えばいくらでもできますけど、やりだすときりがないので、今回はこの二つにします。

回答内容の提示方法は、スクリーンショットを貼り付けます。一つの図にまとめようかとも思いましたが、小さく表示されてしまうので、分割で載せます。それぞれ、クリックで拡大表示しますので、ぜひ、拡大して見てください。

実験結果

質問・検索系

R1(DeepSeek)

Claude 3.5 Sonnet

GPT-4o

文章作成

Perplexity Pro Search

R1(DeepSeek)

Claude 3.5 Sonnet

GPT-4o

おまけ(Google Gemini 2.0 Flash Experimental)

Perplexityの中からは使えませんが、同じ実験をGoogle Gemini 2.0 Flash Experimentalでも実施してみました。

質問・検索系

文章作成

まとめ・感想

それぞれ個性がありますね。今回の実験の範囲での話になりますが、DeepSeekは質問・検索系は割といいですけど、文章作成は期待した方向とはちょっとズレてしまいました。プロンプトの与え方次第でしょうが。

これだけで結論を出すのは難しいですけど、DeepSeekが他の生成AIと比べて劣ると感じはありません。ただ、文章の出力までにちょっと時間がかかる傾向です(考えている時間・事前準備の時間が長い)。と言っても、上の例では1分もかかりませんが。いずれにしても、これが他のものと比べて格安で開発されたことは驚きです。

Google Geminiは久しぶりに使ってみました。2.0 Flashになっていますが、他の生成AIには大きく水を開けられている印象です。積極的に使おうとういう気にはなりません。

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