Jetpackの統計情報が有料化されたので使うのはやめました。それに関しては以前こちらの記事に書きました。

Jetpackを無効化

2024/11/11 最終更新日時 : 2024/11/11 サイノア久しぶりにJetpackの統計情報を見ようと思ったらこんな表示になりました。 「あれ?」と思いつつ、下の方まで下がってみた…

統計情報の解析ツールは、今はKoko Analyticsを使っています。最近のバージョンアップでJetpackの統計情報をインポートできるようになったので、試してみました。

Koko Analyticsプラグイン

WordPressの公式プラグインですので、検索すれば見つかります。

普通にインストールして有効化すれば使えます。

WordPressのダッシュボードにこのような感じで表示されます。

Koko Analyticsの専用の画面もあります。上の図の「すべての統計情報を表示」をクリックするか、ダッシュボードの「アナリティクス」を選択します。

こちらがその画面。

日ごとのアクセス状況です。

データの範囲を「今年」などにすれば月間アクセス情報の表示になります(省略)。

話が前後しますが、Koko Analyticsは、ページビュー、訪問者数、よく見られているページ、リファラーの表示に絞られた非常にシンプルなツールです。そのため、設定もシンプルです。

基本的には、カウントしない権限のユーザを指定する程度です。Administratorはカウントしないように選択しておくのが良いと思います。そうしないと、自分がログインしてアクセスしているもののすべてカウントされます。IP adressのほうで指定しておくとログインしていないときのアクセスもカウントしないので、そのほうが良いかもしれません。

これまで使ってみた感触ではKoko AnalyticsはJetpackの統計情報の代りとして使えますが、Jetpackよりもアクセス数がやや少なめにカウントされるようです。何をカウント対象にするか、しないかは、それぞれに統計情報ツールによりますので、仕方ないところでしょう。もっとく複雑な解析が必要であれば、Google Analyticsなどが良いと思います。

Jetpackの統計情報のインポート

さて、ここからが今回のメインテーマです。

Koko Analyticsはバージョン1.4.4(2024/11/04)からJetpackの統計情報をインポートできるようになりました。

では、これを試してみます。

Jetpackを有効化

Jetpackプラグインは無効化していましたので、まずは、これを有効化します。また、WordPress.comとの連携やサイトの認証なども行います。統計情報はWordPress.comに残っていますので(消していなければ)、Jetpackプラグインを削除していたなら再インストールすれば大丈夫だと思いますが、間違っていたらすみません。

Jetpackの統計情報が見られることを確認します。5月の途中で無効化したのでそれ以降はありませんね。

月間で表示させてみたところ、2020年(の途中)から使い始めたようです。

統計情報をインポート

Koko Analyticsの管理画面に入ると、Jetpackが有効化されていることを認識して「統計情報をインポートするか?」という内容のメッセージが表示されます。

このリンクをクリックすると、インポート画面が開きます。

WordPress.comのAPIキーの入力が求められます。これはそこのリンク「find you WordPress.com API key here」をクリックして取得します。

このとき、WordPress.comにログインしてない場合は、APIキーではなく、次のように表示されます。

「log in」のリンクをクリックしてWordPress.comにログインします。ログインしたら、再び、 Koko Analyticsの管理画面に戻ってこちらを表示させます。

「find you WordPress.com API key here」をクリックすればAPIキーが表示されるはずです。

取得したAPIキーを入力します(コピー&ペースト)。

その下にインポート期間を入力するのですが、あまり古いデータをインポートしてもしょうがないので、2022/01/01からとしました。

「import analytics data」ボタンをクリックします。

確認画面がポップアップします。期間の設定が間違っていないことを確認して「OK」ボタンをクリックすればすればインポートが始まります。

インポート中は進行状況が表示されます。

無事、インポートが終了しました。

インポート情報の確認

Koko Analyticsの統計情報画面で、インポートしたデータを確認します。

2022/01/01からのデータをインポートしましたので、表示期間をそれに合わせて設定します。

ちゃんと表示されました。全体の左側4/5程度がJetpackの統計情報をインポートしたもの、右側の1/5程度がKoko Analyticsによるものです。途中の大きな凹みはJetpackを無効化してからKoko Analyticsをインストールするまでに少し間が空いたのでしょう(あまり良く覚えていないのですが)。

Koko AnalyticsよりもJetpackの統計情報のほうが多めにカウントされる傾向がよくわかります。このため、連続した分析には使えません(アクセス数の傾向を掴む程度)。

ただし、よく見ると、Jetpackからインポートしたデータでは、ページビューと訪問者数が区別されていないようで、ページビューの数しかわからないみたいです。

まぁ、これでも情報が見られないよりはいいかなとは思います。

Jetpackを無効化

データのインポートが終ったら、Jetpackプラグインは無効化(または、削除)しておきます。

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