このようなニュース記事がありました。

引用します。

Googleのキーワード検索の結果において、誤情報の拡散防止を目的として、なぜそれが検索結果として表示されているのか、信頼性に関するいくつかの客観的な理由を表示する機能。ほとんどの検索結果について表示されるという。各結果の右側に表示される縦三点のドットのボタンをクリック(タップ)することで表示できる。

例えば「NFTに投資するべきか」というキーワードで検索した場合、検索結果に表示されるある投資コンサルティング会社について、どのような組織なのか、情報源を示しながら、概要を表示する。

検索結果の信頼性がわかることは非常に良いと思います。情報の新再生そのものの観点からも、SEOの観点からも。つまり、Googleが何を評価しているのかがわかるでしょうから。

早速試してみます。上の記事の例として出されている「NFTに投資するべきか」でやってみましょう。

赤矢印で示した縦三点リーダのようあアイコンがクリックすべき場所です。早速クリックしてみます。

当該サイトの企業情報が出てきました。でも、それだけですね。それもWikipedia情報というだけで、それ以上の裏付けはありませんが。

その下の結果のものを見てみます。

Googleがインデックスしたのがいつ頃かを表示しているだけで、企業(組織)の情報すらありません。以下、このページ内の検索結果はすべてインデックス時期の情報だけでした。

別の検索をしてみます。「Googleマップとは」で見てみます。

これは検索結果の一位がWikipediaですね。これについての情報はこうです。

Wikipediaが何者であるかを表示しています。でも、これ自体もWikipedia情報ですね。

その下はこれ。

サイトの運営者(Google)のWikipedia情報でした。

以上から、「この結果について」では次のものが表示されるようです。

  1. そのサイトの運営者の情報(Wikipedia情報)
  2. Wikipediaに掲載されていない場合は、Googleがそのページをインデックスした時期

なんだか見るほどのものでもないというのが正直な感想です。今はBeta版のようですので、今後、より充実した情報が表示されるようになるのかもしれません(そう期待しておきます)。


その後、Googleの公式ブログにこの機能についての説明記事を見つけました。

一部引用します。

ウィキペディアなどウェブサイト上から得た情報を表示しています。

<中略>

ウェブサイトの説明が、ウィキペディアなどオンライン上に
記載されていない場合は、Google がそのサイトを最初に
インデックスした時期などの情報が表示されます。

上に書いたように、Wikipedia(など)の情報か、それがなければGoogleが最初にインデックスした日を表示するという機能なんですね。ニュース記事を見て期待を膨らませすぎただけでした…。

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