Search Regex 3.0リリース
Search Regexプラグインのバージョンアップの通知が来ました。今度のバージョンは3.0。長らくベータ版だったのがようやく正式リリースされたようです。
Search Regex 2.4.1はPHP 8.0非対応
これまでのSearch Regex 2.4.1ではPHP 8.0で動かないという問題がありました。このプラグインが動かないだけならまだしも、WordPress自体が動かなくなるので致命的です。
そのため、PHPを7.4.xにしていました。Search Regexは普段は使わないので無効化していますから、PHPのバージョンを上げても良いのですけど、一応。
更新履歴確認
今回、Search Regex3.0がリリースされたのでこれでPHPを8.0にバージョンアップしても問題ないはずです。一応、更新履歴を確認します。
あれ?PHP 8.0に関する記述は見当たりませんね。でも、以前から「PHP 8.0には自バージョンで対応する」っていう話だったので、きっと大丈夫でしょう。実際にインストールして確かめてみます。
インストール
Search Regex 3.0へバージョンアップ
WordPressの管理画面で更新を行うだけです。特に変ったことはありません。
PHP 8.0に設定変更
レンタルサーバの管理画面でPHPのバージョンを切り替えます。下はエックスサーバーのものです。
念のため、WordPressの管理画面のヘルスチェックでもPHPのバージョンを確認しておきます。
8.0.16と表示されているので大丈夫でしょう。
動作確認
ここまででPHPのバージョンを上げましたが、特に問題は起きていません。これは当然ですけど。
続いて、Search Regex 3.0の動作を見ていきます。
Search Regexを有効化
これまでプラグインを無効化していましたので、有効にします。
有効化しても問題は起きません。以前のバージョンでは、PHP 8.0の環境だとエラーを吐いていました。それが起きないので大丈夫なのでしょう。
Search Regex 3.0を実行
では、Search Regex 3.0を動かしてみます。
Search Regex 3.0の画面を開いたら一番上に「リリースノートを見よ」とのメッセージがあります。リンク先(リリースノート)はこちらでした。
以前のバージョンとは雰囲気が変っていますね。PHP 8.0に関する記述はここにも内容です。
ともかく動かしてみます。
検索
まず、検索。
「regex」というワードを検索してみます。検索だけすので、Actionを「No action」にします。
ちゃんと検索できているようです。
置換
今度は置換。
Actionは「Global Text Replace」、検索語は「PHP 8.0」、これを「PHP 8.1」に置換。まずは、「検索」します。
置換後のイメージが表示されていますね。良さそうですので「すべて置換」。
プログレスバーが表示され、しばらく待っていると完了しました。
対象となったページを表示してみます。
指定通りに置き換っています。OKです。でも、これはテストで行ったものですので、また元のように置換し直しておきます。
以上、Search Regex 3.0がリリースされたので、PHP 8.0への以降の障害が減ったという話でした。
この記事を書いた直後にエックスサーバーがPHP 8.1をサポートしました。