エックスサーバーから「PHP 8.1 導入のお知らせ」が届きました。一つ前の記事は昨夜書いたものです。その内容はPHP 8.0に関するもの。昨夜と言っても日付が変ってから書いたので、今日です。そして、夜が明けたら「PHP 8.1 導入のお知らせ」。何というタイミングでしょう!

PHP 8.1について調べてみると、8.0に比べてパフォーマンスが向上しているとのこと。

パフォーマンスが上がっているなら試さない手はありません。レンタルサーバの管理画面で設定を変えるだけですから。

ということで、PHP 8.1を試してみます。

テスト方法

判断にはGoogleのPageSpeed Insightsのスコアを使うこととします。つまり、PHP 8.0の場合と比べて、そのスコアがどう変化するかです。

計測対象のページはこちらとします。このページを選択した理由はそこそこのコンテンツ量があるからで、それ以上の意味はありません。

Site Kit by Googleの(再)日本語化 – 更新したら英語になった…

2022/07/25 最終更新日時 : 2022/07/25 サイノアSite Kit by Googleプラグインのアップデートの案内が来ていたので実施たところ、表示が英語になりました…。結論から言う…

PageSpeed Insightsのスコアは実行するたびに違います。そこで、5回実行して最も良いものを採用します。

計測結果

では、実際の計測結果です。

PHP 8.0.16

まずは、比較対象として、アップデート前のPHP 8.0.16の状態での測定結果です。

携帯電話(モバイル)でのスコアが62、デスクトップでは95です。

PHP 8.1.6

PHPのバージョン変更

まず、エックスサーバの管理画面でPHPのバージョンを変更します。

ついでに、サーバーキャッシュを削除しておきました。

念のため、WordPressのヘルスチェックでPHPのバージョンを確認します。

測定結果

携帯電話(モバイル)でのスコアが61、デスクトップでは95です。

まとめ

実際のサイト運用においては、残念ながらPHP 8.1使用によるパフォーマンスの向上は見られませんでした(少なくとも、このブログの運用では)。とは言え、悪くもなっていないですので、このまま8.1で運用することにします。

また、エラー等の問題は発生していないことも付け加えておきます。

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