エックスサーバーから「PHP 8.1 導入のお知らせ」が届きました。一つ前の記事は昨夜書いたものです。その内容はPHP 8.0に関するもの。昨夜と言っても日付が変ってから書いたので、今日です。そして、夜が明けたら「PHP 8.1 導入のお知らせ」。何というタイミングでしょう!
PHP 8.1について調べてみると、8.0に比べてパフォーマンスが向上しているとのこと。
パフォーマンスが上がっているなら試さない手はありません。レンタルサーバの管理画面で設定を変えるだけですから。
ということで、PHP 8.1を試してみます。
テスト方法
判断にはGoogleのPageSpeed Insightsのスコアを使うこととします。つまり、PHP 8.0の場合と比べて、そのスコアがどう変化するかです。
計測対象のページはこちらとします。このページを選択した理由はそこそこのコンテンツ量があるからで、それ以上の意味はありません。
PageSpeed Insightsのスコアは実行するたびに違います。そこで、5回実行して最も良いものを採用します。
計測結果
では、実際の計測結果です。
PHP 8.0.16
まずは、比較対象として、アップデート前のPHP 8.0.16の状態での測定結果です。
携帯電話(モバイル)でのスコアが62、デスクトップでは95です。
PHP 8.1.6
PHPのバージョン変更
まず、エックスサーバの管理画面でPHPのバージョンを変更します。
ついでに、サーバーキャッシュを削除しておきました。
念のため、WordPressのヘルスチェックでPHPのバージョンを確認します。
測定結果
携帯電話(モバイル)でのスコアが61、デスクトップでは95です。
まとめ
実際のサイト運用においては、残念ながらPHP 8.1使用によるパフォーマンスの向上は見られませんでした(少なくとも、このブログの運用では)。とは言え、悪くもなっていないですので、このまま8.1で運用することにします。
また、エラー等の問題は発生していないことも付け加えておきます。