Google Chromeには履歴を残さないシークレットウィンドウがあるのはご存知かと思います。
![](https://affilife.sainoa.com/wp-content/uploads/2021/03/Chrome_guest_02.png)
![](https://affilife.sainoa.com/wp-content/uploads/2021/03/Chrome_guest_07.png)
シークレットウィンドウ(シークレットモード)を使えば、上の説明の通り、閲覧履歴やCookieなどの情報は保存されません。
しかし、このシークレットモードでは、これまでの検索履歴などは引き継ぐみたいです。
こちら、通常モードでオムニバーに「google」と入れた状態。
![](https://affilife.sainoa.com/wp-content/uploads/2021/03/Chrome_guest_08.png)
そして、シークレットウィンドウで「google」と入れた場合。
![](https://affilife.sainoa.com/wp-content/uploads/2021/03/Chrome_guest_01.png)
検索履歴や予測候補などはほぼ同じ結果です。
Chromeにはもう一つ別のモードがあります。それがゲストというモード。
![](https://affilife.sainoa.com/wp-content/uploads/2021/03/Chrome_guest_03.png)
矢印のところ、アカウントのアイコンをクリックするとそれが出てきます。
![](https://affilife.sainoa.com/wp-content/uploads/2021/03/Chrome_guest_04.png)
「ゲスト」を選ぶと新しいウィンドウが開きます。
![](https://affilife.sainoa.com/wp-content/uploads/2021/03/Chrome_guest_05.png)
注意書きの趣旨はシークレットウィンドウと同じように思えますが、これで先ほどと同じ「google」を入力するとこうなります。
![](https://affilife.sainoa.com/wp-content/uploads/2021/03/Chrome_guest_06.png)
極一般的な候補が出てくるだけで、これまでの履歴に基づいたようなものは出てきません。完全に切り離された状態です。もちろん、ここで入力したものも保存されません。
例えば、セミナ講師が PCの画面を見せて説明しているようなときにこういうところに履歴が出てきて興味がそっちに持っていかれることがあります^^; しかし、このゲストモードを使えば、そうした「事故」は防げます。
あるいは、テレワーク/Web会議などでPCの画面を共有することもあろうかと思います。そういう場合にもこのゲストモードは活用できるんじゃないでしょうか?
検索順位の確認の際にはシークレットモードを使うようにと言われますが、もしかしたら、ゲストモードの方がより客観的な結果が得られるのかもしれません(ちょっと試した限りでは、どちらも同じ結果でしたが)。