調べ物にAIが使われるようになることで、いわゆる「検索」をする人が減るのではないかと言われていました。その結果、Webサイトへの流入が減ることが懸念されています。
これに対して、これまでのところそうはなっておらず、逆にBingチャットからはWebへの誘導が増えているそうです。
Bingチャットを使っていると、参照サイトとして自分のサイトが出てきてびっくりすることもあります。なるほど、そう考えると、Bingからの誘導が増えているかもしれませんね。
ということで、実際にGoogle Analytics(GA4)で見てみます。サンプルはこのブログ。
「ライフサイクル」の「集客」→「トラフィック獲得」を開きます。
表示内容を変えます。「セッションのデフォルト チャネル グループ」となっているところ開きます。
参照元を調べたいので「セッションの参照元」を選択します。
直帰だけのデータを見てもしょうがない(数ヶ月前からの変化を見たい)ので、表示期間を変えます。
とりあえず、「過去90日間」を選んでみます。この画面では「適用」のクリックが必要です。
これで90日間の参照元を示すグラフになりました。ぱっと見で、Googleが圧倒的に多いです。
グラフの上のマウスカーソルを持っていくとそのグラフにフォーカスが当たります。
Bingを見てみると、完全に横ばいですね。
とはいえ、そもそもアクセス数が非常に少ないです。もうちょっとトラフィックがあるサイトを見てみます。
このサイトもGoogleが圧倒的多数。Bingは横ばいですね。増えてはいませんが、減ってもいません。
私の手持ちのサイトでは、概ねこういう傾向でした。AIの登場によってアクセス数が減ったということはないようです。増えてもいませんけど。