久しぶりにJetpackの統計情報を見ようと思ったらこんな表示になりました。
「あれ?」と思いつつ、下の方まで下がってみたらこれが。
どうやら、商用サイトと判断されて、統計情報が使えなくなってしまったようです。Jetpackってたくさんの機能があって、無料で使えるものと有料のものとがありました。統計情報は無料で使える機能だと思っていたのですが…。調べてみたところ、昨年(2023年)8月に有料化されたようです。詳細はこちらの公式ブログ。
Jetpackの統計情報は、WordPressのダッシュボードで直近のものがさっと見られるので便利でした。が、一方、詳細はあまり見なかったのでこの変更は今まで気づいていませんでした。年に数回、詳細情報を見たくなることがあるんですよね。
利用料金は上のメッセージに表示されているのを見ると約1,000円だそうです。年間でそれくらいなら払ってもいいかなと思ったんですが、これ、月額ですね。例えば月額で10万円くらい稼いでいるサイトなら1千円なら1%ですから払ってもいいかもしれませんが、収益がほとんどないこのブログではそれは無理。
考えてみると、Jetpackの機能ってほとんど使っていません。元々はMarkdown記法で記事を書きたいがためにJetpackを導入しました。その話もその前をたどればJetpackが機能ごとのプラグインだった時代。その後、Jetpackプラグインに一本化され、その中で必要な機能を有効化するスタイルに変更されました。しかし、ブロックエディタがまともに使えるようになって以降、ブロックエディタでMarkdown記法をサポートしてくれたので、もうJetpackのその機能のお世話にはなっていません。
改めて、Jetpackの設定を確認したところ、有効にしている機能は三つありました。
やはり、Markdown記法がオンになっています。これは、上に書いたとおり、すでに使っていません。コメントの方のMarkdownも使われていないでしょう。
もう一つ、テーマ拡張の「カスタムCSS」が有効になっていました。説明文の中にある「こちらのカスタマイザーにアクセスします。」をクリックしたら、これが開きました。
この中には「カスタムCSS」という項目はありませんね。似たような名前の「Simple CSS」は別のプラグインの機能です。「追加CSS」はWordPress自体の機能だったような…。
試しに、Jetpackプラグインを無効化してみましたが、「Simple CSS」と「追加CSS」は変らず存在しています。
Jetpackの「カスタムCSS」って、一体どこにあるのでしょう?それがわからなくてちょっと気持ち悪いですけど、表示が崩れたりしているとこはなそうですので、やはり使っていないものだったのでしょう。
また、この記事自体、Jetpackを無効化して書いていますが、ブロックエディタはちゃんとMarkdown的な使い方ができているのでまったく問題ありません。
Jetpackに別れを告げる良い機会でした。いらないプラグインは使わないに限ります。