WordPress 5.4がリリースされました。
早速、インストール(アップグレード)してみました。
ブロックエディタが「より良く」なったようなので、試してみます。
開いて、まず驚いたのは記事の編集画面です。
左のサイドバーがまったくなくなりました。記事を書くことに特化した画面になっています。
元に戻る(記事編集画面から移動する)には、左上のアイコンをクリックするようです。
例によって、Markdown記法を試してみます。あまり期待せずに…。
入力するテキストは別途用意しました。
まず、「クラシック」ブロックを選択して、テスト用のテキストを流し込みます。
そのまま入ってくれています。
続いて、「段落」ブロックを選択して、同様にテキストを流し込みます。
その場で、「展開」して表示されます。大体OKなのですが、表はダメです。定義リストもダメですが、これはMarkdownでも「方言」によって記法が違ったりサポートしていなかったりするので、仕方ないかもしれません。
「公開」してみます。
「クラシック」ブロックに入れたものが「展開」されてしまっていますが、このWordPressには別途Markdown用のプラグインを入れているためでしょう。仕方ありません。それでも、正しく「展開」されているならまだしも、ぐちゃぐちゃになっています。使い物になりません。
「段落」として入力したものは、正しく「展開」されているようです(予めダメなことがわかっていた表と定義リストを除く)。
編集画面に再度入ってみます。
クラシックブロックは「壊れて」しまい、使い物にならなくなっています。
さらに、「引用」ブロックも壊れています。
「リカバリー」を試行したら空っぽになりました。これは、バグのような気もします。
以上、ざっくりではありますが、今回のブロックエディタでは、Markdown記法による入力はそこそこ使えそうです。「表」はブロックエディタの機能を使った方が楽な気もしますし。「引用」に関しても、Markdownもそれほど楽ではないので、素直にブロックエディタの機能を使った方が良さそうに思います。
これまでは、ブロックエディタを毛嫌いしていましたけど、ここまでいけるのならそこそこ使えそうに思いました。しかし、これまでにMarkdownで入力した記事たたくさんあるので、それを再編集する際には壊れないかとの不安があります。
新たに立ち上げるサイトでは、ブロックエディタだけを使った方が良いのでしょう。使い勝手もだいぶ良くなったようですし。