WordPress 5.0で導入されたブロックエディタ(Gutenberg)、これを使うとMarkdown記法での記事投稿ができなくなっていました。投稿自体はできるのだけれど、再編集の際には整形されてしまっていてMarkdown記法での編集ができません。
5.1でも同様。先日、5.2がリリースされたので試してみました。あまり期待せずに。
結論から言うと、やっぱりダメです。
とは言え、ちょっとばかり変化があったので記事にしておきます。
まず、投稿画面で「新規追加」を開きます。
最初のブロックとしてタイトルを記入し、続いて、次のブロックの挿入を行います。
ここで、「クラシック」というブロックがあることに気づきました。確か、以前はこれはなかったような。ブロックエディタの中で「クラシック」が使えるなら、Markdown記法が使えるのではないかと、期待が膨らみます。
早速、「クラシック」を選択してみると、見慣れた感じに。
いつものサンプルを記入します。
これで「公開」すると、期待したように表示されました。
ここまでは、以前(WordPress 5.1まで)の「段落」ブロックでもできました。問題はこの後です。記事を再び編集します。
残念…。やはり、Markdown記法は失われてしまってい、整形されています。
WordPress 5.2でも「クラシックエディター」プラグインは手放せません。とは言え、ここで「クラシック」というブロックを作ってくれたということは、やはり、旧来の編集方法を好む声が多いという証左ではないかと。今後、「クラシック」の中で「ビジュアル」と「テキスト」が切り換えられるようになることを期待します。