AdSenseの全画面広告は収益に貢献してる?

2021/11/04

全画面広告って邪魔ですよね

AdSenseの自動広告に「全画面広告」ってありますよね。サイトのコンテンツの上に「バーンッ!」って出てくるやつ。あいつは手動で閉じてやらないと肝心のページのコンテンツが見えません。以前はモバイル端末にだけ出ていましたけど、今ではPCでも出てくるようになりました。本当に鬱陶しくて邪魔なやつです。

でも、それは、訪問者目線。

一方、サイト運営者、つまり、AdSenseで収益を得たい方から見れば、広告の方が優先表示されている状態ですから、明らかに目立っており、ひょっとしたらクリックしてもらえるんじゃないかという淡い期待も。それで、つい、そのまま表示させ続けています。

でも、やっぱり、邪魔。自分が訪問者だったとしたら、「やめてくれ」と言いたくなります。

AdSenseレポートを見てみる

そこで、実際のところ、あの全面広告なるものは収益にどれだけ貢献しているのかを調べたくなりました。報酬にものすごく寄与しているならそのまま表示し続けるべきでしょうし、ほとんどクリックされていないようならやめてもいいと判断できます。

レポートの用語

それを調べようと、改めてAdSenseのレポート(管理画面)を見ました。が、そこの用語がいまいちわからない。それで調べたのが「AdSense用語の私的まとめ」というページなわけです。

レポートを見る

これでレポートの用語がだいたい把握できたので、改めてレポートを見てみます。サンプルはこのサイト。このサイトはほとんど収益が出ていませんからあまり参考にならない(偏った情報のため)でしょうが、あくまでサンプルということで。

表示の「内訳」は「リクエストされたフォーマット」とします。「フィルタ」はこのサイト、期間はとりあえず「過去30日間」としてみます。

表示項目は、「表示回数」、「クリック数」、「推定収益額」、「クリック数」など。

こうしてみてみると、「ページ内」と「ディスプレイ」が収益の大半です。「アンカー」も思っていたよりも多いという印象。

全画面広告の収益に占める割合は?

さて、問題の「モバイル全画面」。「モバイル」ってなっていますが、PCも含まれるはずです。以前はモバイルだけだったのが2020年10月3日付で「広い画面に対応する」とアナウンスされています。

広告表示の設定に「モバイル」とか「PC」とかの区別はありません。AdSenseのレポート上だけで「モバイル全画面」という表示が残ってしまっているのだろうと思います。

話がやや逸れたので戻します。

この全画面広告の収益ですが、ゼロではないですけど、割合は非常に少ない状態です。クリック率はものすごく高いのですが、それは単位表示回数が少ないから。では、表示回数が多ければクリック数も増えるかというと、どうでしょう?上の例では表示回数が少なすぎて判断できないと考えた方が良さそうです。

ともかく、収益額から見れば、割合としては大したことはないので、全画面広告の表示をやめてしまっても収益額への影響はあまりなさそうです。それだったら、訪問者に「うぜぇな」と思われないというメリットの方が大きいんじゃないでしょうか?

なお、これは、あくまで、ここで取り上げたサンプルサイトの場合。それぞれのサイトでレポートを確認して表示するか否かを判断する必要があります。

別の、もっとアクセスがあるサイトも見てみます。ただし、ここでは金額などは生ではなくて割合(パーセント)で掲載します(生々しい数字は…ということで)。

リクエストされたフォーマット推定収益額表示回数クリック数クリック率
ページ内22.40%38.09%19.43%0.15%
アンカー18.58%10.11%15.68%0.46%
ディスプレイ18.31%26.96%21.59%0.24%
関連コンテンツ14.84%9.92%21.02%0.63%
記事内14.34%13.94%13.52%0.29%
モバイル全画面11.53%0.98%8.75%2.64%

ここからわかるのは、「モバイル全画面」広告はかなり特徴的なことが分かります。表示回数では約1%程しかありませんが、収益額では12%近くもあります。決して小さな割合ではないと思いますが、一番少ないことには違いありません。クリック数が高いのもとても注目に値します。やはり、あれはクリックされやすいようですね。

パソコンでの全画面広告をやめる設定

では、続いて、全画面広告をやめるように設定してみます。しばらくそれをやめて運用してみて様子を見ようという目論見です。

AdSenseのメニューから「広告」を選びます。

目的のサイトの鉛筆アイコン(右端)をクリックして、設定編集画面を開きます。

「モバイル全画面広告」のスイッチをオフにします。これで全画面広告は表示されなくなります。パソコンだけやめる(スマートフォンでは表示する)なら、サブメニューの「ワイドスクリーンへの表示」の方をオフにします。

「サイトに適用」ボタンを押します。

「今すぐ適用」を選んで「保存」を押せば完了です。

または、「最初にテストを実施」の方を選択すると、表示した場合としない場合とを50%ずつに分けて比較テストをしてくれます。

テストは90日間行われるようです。「自動的に優位なパターンを選択しますか?」をオンにしておくと、テストの結果良かった方を自動的に採用してくれるとのことです。

「テストを実施」を押せば完了です。テストは自動的に行われますけど、収益の変化は適宜モニタしておくのが良いかと思います。

テストの結果

上で設定した全画面広告でのワイドスクリーンの除外、テストの結果が出ました。90日間に渡ってテストが行われるものだと思っていたので、どうなったか様子(途中経過)を見にいいたら、なんと、二日間ほどで終了していました。これがその画面。

テスト中の表示回数は6,140回。まぁ、それなりの回数でしょうか。これだけの回数のテスト行えば充分だと判断したんでしょうね。

収益は、2,460円の現象と推定されています。これが多いのか少ないのかは微妙。サイト全体からすればあまり多くはないです。全画面広告がない方がスッキリするのは間違いないですので、あとは、この減少額を受け入れられるかですね。

Googleとしては、収益が減らない方がいいだろうと判断して、元の方(全画面広告あり)を採用してくれています。

ついでですので、「!」のところの情報を表示させてみました。参考にどうぞ。

しかし、「たった二日間しかテストしないのか」というのが正直な感想です。二週間、最低でも一週間はやってみたいところです。手動でやってみるかなぁ…。悩みます。

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