WordPressのパスワード機能とサーバでのBasic認証
WordPressでは投稿記事ごとにパスワードを簡単に設定できるのはご存知のことかと思います。
しかし、会員制とか、内輪向けのサイトなどだと、ページとごとにいちいちパスワードを設定するのは大変です。そもそもサイト自体を見せたくないですし。
そういう場合は、サイト全体にパスワードを掛けるのが現実的だと思います。
サイト全体のパスワードとなると、簡単なのはサーバでBasic認証を設定すること。レンタルサーバの管理画面からできるはずです。
それでもいいのですが、Basic認証の面倒なところはユーザIDとパスワードをセットで設定しなければいけないこと。ユーザ管理したいならそれがいいのですけど、そこまでは必要ない場合は、設定する方も使う方も面倒なだけです。
プラグインPassword Protected
「もっと簡単にサイト全体にパスワードだけを設定できればいいのに」
と思う人はきっと多いはず。そういうものは大抵はプラグインがあります。
インストール
プラグインの新規登録画面で「Password Protected」と検索するとこれが見つかります。
通常通り、「今すぐインストール」して「有効化」すればOKです。
設定
設定画面も日本語で使えます。
ただ、日本語化されすぎていて(?)、プラグイン名の「Password Protected」ではなくて、「パスワード保護」になっているのでちょっと見つけづらいのが難です。
設定内容は日本語ですからわかりやすいです。
「パスワード保護の状況」の「有効」にチェックを入れ、「新しいパスワード」にパスワードを入れて「変更を保存」すればOKです。
その他は、必要に応じて設定すれば良いかと。私は、「管理者を許可する」にチェックを入れました。
使い方
設定が終ったら、このサイトにアクセスすると、このようなパスワード入力画面が表示されます。
ここに先程設定したパスワードを入力して「ログイン」すればOKです。
ちょっとした内輪サイトなどは、このプラグインでのパスワード保護が楽だと思います。